大気海洋研と文部科学省が主催するAORI/UTokyo Training Course 2017 “HAB Mitigation and Management in the WESTPAC region”が10月31日から11月4日に開催されました。このトレーニングコースは国連UNESCOの下部組織IOC(政府間海洋学委員会)の、地域小委員会であるWESTPAC(西太平洋に関する政府間地域小委員会)の活動の一環として行われたものです。中国、マレーシア、フィリピン、ヴェトナム、カンボジア、インドネシア、シンガポールから12名の受講生を迎え、各国で大きな問題となっている、有毒藻類ブルームに関する最新の知見、同定技術、モニタリングと発生後の対応等に関する講義と議論が行われました。終了後には植松国際連携研究センター長から、受講生に修了証が渡されました。