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研究室紹介

海洋生態系の主役:プランクトン

  プランクトンは、有機物を合成して海洋生態系の基盤を形作ると共に、魚など大型の生物に食べられることで、漁業生産を支えています。同時に、炭素、窒素、リン等生元素の化学的性質や粒状物の大きさを変えることで、地球全体の生元素循環を制御しています。気候変動や人間活動によってプランクトン組成や生産が変われば、漁業生産や生元素の分布が変わり、それらは私たちの社会へも様々な影響を与えます。 

 私たちの研究室では、大気海洋研究所浮遊生物グループ(津田研究室)と共同でゼミ、調査航海、研究を行い、プランクトンなど海洋生物が、食物網動態および地球化学循環に果たす役割に関して研究を行うとともに、人間社会の基盤となっている海洋生態系サービスを持続的に利用するための方策を探っています。

進学希望、学べる内容に興味のある方は hsaito[at]aori.u-tokyo.ac.jp  まで([at]を@に)

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